丹頂紙業について

昭和22年、初代一瀬憲が満州より引き上げ後個人商店として開業。昭和34年法人設立。
製紙業者の佐野喜代亀氏とともに新たな国産書道用紙を開発、関東の書道専門店を中心に販売を行う。それとともに創業者の一人として山一和紙工業(株)を設立、機械漉半紙、画仙紙の販売を始める。
竹田悦堂先生の設立した全国手漉き和紙同好会に参加し愛紙生涯の精神を現在も貫く。

西嶋和紙について

終戦後の昭和23年頃先々代、一瀬憲が書道家竹田悦堂氏より中国から良い画仙紙が入って来ないので西嶋で作れないかと相談を受ける。
紙漉家の佐野喜代亀氏とともに開発に着手。悦堂、喜代亀、憲の3人で検討を重ね販売にこぎ着ける。西嶋画仙紙は墨色が良く、ニジミ良、墨の濃淡も良く表現でき書家に好まれ、愛好家も多い。
昭和45年笠井成高氏が開発、特許を取得した成高(セイコー)式半自動手漉き機により大幅な増産に成功。最盛期を迎えるがその後は安価な海外産画仙紙に押され市場規模は縮小。現在では漉き場も5件を残すのみとなってしまった。
しかしそんな中でも手漉和紙工業組合により、伝統を踏まえた、新しい和紙作りが試みられています。

取扱製品

書道用の「画仙紙」や日本画用和紙、写真用和紙などをご準備しています。

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ニュース

2022.10.03 公式ホームページオープン
丹頂紙業株式会社公式ホームページをオープンいたしました。